宅配業者さんも経営は苦しい
ネットショップの配送に関するこの記事をご覧になったでしょうか。
要するに、ネットショップの送料や配送方法が過当競争になって、宅配業者さんにもかなりのシワ寄せがあるということですね。
既に大手のネット通販業者は、翌日配送どころか当日配送まで始めています。我々のようなネットショップの経営者ではなくても、配送業者さんに相当負担があるのは容易に想像できますよね。
当然ながら配送料というのは、ネットショップの運営にかかるコストとしては欠かせない費用になります。当然経営者は配送料が1円でも安くなるために、配送業者さんと個別契約をしたり値切ったりするわけです。
荷物1個の配送料が100円下がれば、月に100個の取扱いがあるネットショップだったら月10,000円、1,000個だったら月100,000円のコストダウンになります。
宅配業者さん、配送業者さんもネットショップ経営の一部を考える
しかしあまりにも無茶な要求をすることは、配送業者さんにとってもビジネスにならないわけですよね。
仮に全てのネットショップが値切りに値切って採算ラインギリギリの価格設定になったとしたら、配送業者さんはその契約を今後何年も続けてくれるはずがありません。こちらも仕事としてネットショップを経営しているならば、配送業者さんもビジネスとしてやっているわけです。
何が言いたいのかというと、配送業者さんへあまり無理な要求をしないようにしましょうということです。日頃から日々荷物を取りに来てくれて、翌日か翌々日までには全国各地へほぼ間違いなく届けてくれます。
世界中を見てもここまで正確で丁寧な配送業者さんは無いはずですね。なんだかんだと日本の配送業者さんは世界一なんです。
お互いがWin-Winな関係にならないとビジネスは成り立たないので、一度配送契約をしてくれたらその契約価格を全うするぐらいの気持ちでネットショップの経営に取り組んでみましょう。
配送コストをギリギリまで下げることで利益を出すのではなく、他の経営努力で頑張ってみた方が得策かもしれません。そのうちネットショップの経営が軌道に乗って取扱い荷物が増えてきたら、配送業者さんの方から何かサービスがあるかもしれません。
ネットショップを運営していると、顔が見えないのをいいことにお客様から無茶な要求をいただくことがあります。それと同じようなことを自分もやらないように気をつけて、ネットショップの運営を支えてくれている一部だと思って配送業者さんを大事にしていきたいと思いますがいかがでしょうか。

日頃から正確に配達してくれる配送業者さんには感謝しています。数百円から高くても千円ちょっとの料金で集荷集荷してくれて、日本全国どこへでも基本的に期日を守って配達をしてくれています。たまにはそういうことを考えてみてはいかがでしょうか。
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